大きい数どうしの最大公約数は、どうしても見つけにくいものです。
では、どうすれば最短で最大公約数を見つけられるのでしょうか。

この記事では、動画を使って
「約分の本質が一瞬でわかる さんよび流・互除法」
を紹介します。

まずは動画で全体像をつかんでください。

【さんよび流・互除法】

① まず元の分数
48/18
↓ 帯分数にする
2 + 12/18
(余り=12)
↓ 分母と余りをひっくり返す
③ 18/12
↓ 帯分数にする
④ 1 + 6/12
(余り=6)
↓ ひっくり返す
⑤ 12/6
↓ 帯分数にする
⑥ 2 + 0/6
(余り=0 → 終了)

★ 最大公約数=6

■ なぜ「帯分数ひっくり返し法」で最大公約数がわかるのか

互除法は「大きい数を小さい数で割り、余りを使って問題を小さくしていく方法」です。
さんよび流では、この流れを分数の形で“見える化”しています。
帯分数にすると「余り」がそのまま分子として現れるため、互除法の本質が直感的に理解できます。


■ 互除法の本質

48 と 18 の共通の約数は、「18 と 12(余り)」の共通の約数と同じです。
さらに「18 と 12」の共通の約数は、「12 と 6(次の余り)」の共通の約数と同じです。

つまり、

・48 と 18
・18 と 12
・12 と 6

これらはすべて同じ共通の約数を持っています。
余りが 0 になるまで続ければ、最後に残った数が最大公約数になります。


■ さんよび流は「余り」が見える

互除法は本来「割り算の筆算」で行いますが、
さんよび流では帯分数にするだけで余りが見えるため、小学生でも直感的に理解できます。

例:
48/18 → 2 + 12/18(余り=12)
18/12 → 1 + 6/12(余り=6)
12/6 → 2 + 0/6(余り=0 → 終了)


■ 練習問題 (分母と分子の最大公約数を求めてから約分してください)

【レベル1:基本】
① 180/324 を約分しなさい。

【レベル2:中級】
② 1232/1848 を約分しなさい。

【レベル3:応用】
③ 20260/28364 を約分しなさい。


■ 解答

① 180/324
→ 5/9

② 1232/1848
→ 2/3

③ 20260/28364
→ 5/7

まとめ:最大公約数は「見える」と一気にわかる

分数の約分は、どうしても「とりあえず割れそうな数で割る」という作業になりがちです。
でも、さんよび流・互除法を使えば、帯分数にするだけで余りがそのまま見えるため、最大公約数までの道のりが一気にシンプルになります。
とくに、最大公約数が見えにくい(大きい)ときにこそ力を発揮する方法です。

今日の学びのポイント

● 帯分数にすると“余り”が見える

互除法の流れがそのまま分数の形に現れるため、「次に何をすればいいか」が迷わなくなります。

● 互除法は“問題を小さくする技術”

大きい数どうしの共通の約数は、余りを使って小さくした数どうしの共通の約数と同じ。この仕組みがわかると、最大公約数は必ず見つかります。

● 約分は“計算力”ではなく“構造理解”

算数が苦手な子の多くは、「どこを見ればいいか」が分かっていないだけです。
さんよび流では、

  • 整理する
  • 図で見える化する
  • 手順を再現できる形にする
    の3つで、算数のつまずきを根本から解消します。

最後に:算数は“センス”ではなく“再現性”

今回の互除法も、正しい見方を知れば誰でもできるようになるという典型例です。
思考の流れを整えれば、解ける問題は着実に増えていきます。

さんよび先生のオンライン塾では、24年間の指導経験と膨大な模試分析データをもとに、お子さま一人ひとりの思考の流れを読み取り、
「わかる → できる → 自分で再現できる」
まで徹底的にサポートします。