5年生は必ず挑戦してほしい。
— さんよび先生|中学受験算数の専門家 (@San_Yobi) December 30, 2025
【中学受験・色塗り問題】
この一問の“向き合い方”で、
算数の伸び方は本当に変わります。
雑に処理したり、
“やり方だけ”に頼る子はここで止まる。
一方で、
この形の隣接関係を整理し、構造を読み解ける子は6年で一段伸びる。
見た目はシンプルでも、… pic.twitter.com/6RQARDJqpe

■ はじめに:この一問で「6年生での伸び方」がわかります
中学受験算数には、見た目はシンプルでも“本質的な思考力”を問う問題があります。
今回紹介する「色塗り問題」は、その典型です。
5年生のうちにこの問題へどう向き合うかで、6年生以降の伸び方は大きく変わります。
やり方だけ覚えて処理する子はここで止まり、本質をつかむ子は一段伸びる。
■ 問題の概要:色は3色、白は2か所だけ
右の図の5つの部分を白・青・黄の3色で塗り分けます。
白を2か所だけ塗る場合、同じ色が隣り合わないように塗る方法は何通りありますか?
※使わない色があってもかまいません。(学習院中)
この問題の核心は「隣接関係の整理」。
図形の構造を読み解けるかどうかが、思考力の差になります。
■ ありがちなNGパターン:やり方暗記・雑な処理
- とにかく一発計算式を作る
- 「隣り合わない=交互に塗ればいい」と短絡的に考える
- 公式を思い出そうとする
こうしたアプローチでは、算数の地力は育ちません。算数が伸びない原因の一つです。
■ 伸びる子のアプローチ:隣接関係を整理し、構造を読む
- 図形の隣接関係をまず図示して整理
- 白を2か所に置くパターンを分類
- 条件を満たす色の配置を丁寧にカウント
この“構造を読む力”こそ、6年で伸びる子の共通点です。
■ 場合の数の本質:初見は必ず「書き出し」
場合の数は、やったことのない問題は基本「書き出し」から入るのが鉄則です。
いきなり計算式に飛びつくと、
- 条件の見落とし
- パターンの抜け
- 隣接関係の誤解
が必ず起きます。
もちろん、書き出している途中で計算的な処理に気づくのは大歓迎。
それは“構造をつかんだ結果”だからです。
しかし、最初から計算で片付けようとする姿勢は、
本質理解を遠ざけ、6年で伸び悩む原因になります。
■ まとめ:本質をつかむ子だけが伸びる
この色塗り問題は、
「隣接関係」「場合分け」「条件整理」
という算数の本質が詰まった一問です。
5年生のうちにこの問題へどう向き合うか。
それが、6年で伸びるかどうかを決めます。
■ さんよび先生から一言
『色塗り』の問題は公式で習っているかもしれないが、公式を使えない問題もあるのだ!
公式に頼るなよ
