こんにちは、さんよび先生です!
今回の動画では、正六角形の中に描かれた三角形の角度を求める問題を解説しました。
一見すると「角度が全然わからない…」と感じてしまうのですが、たった1つの視点の転換でスパッと解けてしまいます。
まずは動画を止めて、自力で挑戦してみてください!

▼ まずは動画で挑戦してみよう!
さんよびチャンネル|YouTube

問題

問題

下の図のように、正六角形の内部に三角形が描かれています。

青い角(左の頂点の2つの角)はそれぞれ等しく、黄色い角(下の頂点の角)も正六角形のある角と等しい条件が与えられています。

赤い角 ア の大きさを求めなさい。

正六角形の中に三角形が描かれた角度問題の図

青い角2つ・黄色い角はそれぞれ「同じ」という条件が与えられている

解法のポイント:これが「さんよび流」!

この問題の難しさは、青い角も黄色い角も、それぞれの具体的な角度がわからないところにあります。
「角度が出せないなら手が動かない…」と思ってしまいがちですが、実はそこが落とし穴です。

💡 鍵は「合計」に注目すること

正六角形の1つの内角は 120° です。
図を見ると、青い角(2つ)と黄色い角は、合わせてちょうど正六角形の1つの内角と同じ角度になっていることがわかります。
つまり:

🔑 ポイント

青い角 + 黄色い角 = 120°

個々の角度はわからなくても、合計が120°であることだけを使えば解けてしまいます。
これが「さんよび流」の考え方です。細かい値を追いかけず、構造をまるごと見る

なぜ合計が120°になるのか、動画で確認する
図解でくわしく解説しています

解き方のステップ

1
正六角形の内角を確認する

正六角形の1つの内角=120°。これは覚えておきたい基本知識です。(内角の和720° ÷ 6 = 120°)

2
青い角と黄色い角の合計を求める

問題の条件から、青い角2つ+黄色い角は、正六角形の内角と同じ位置関係にあります。よって合計は 120°

3
三角形の内角の和を使う

三角形の3つの角の和は 180° です。3つの角は「青い角2つ+黄色い角」と「ア」なので:

📐 計算

ア = 180° − (青い角 + 黄色い角)

ア = 180° − 120°

ア = 60°

答え
ア = 60°

「あ、そういうことか!」という感覚がありましたか?
個々の角度がわからなくても、合計だけわかれば解ける――これが図形問題の醍醐味です。
この「部分を見るのではなく、まとめて構造を見る」という視点は、中学・高校の図形問題でも繰り返し登場します。

よくある疑問

正六角形の内角が120°になる理由は?
多角形の内角の和は「(頂点の数 − 2)× 180°」で求められます。六角形なら(6 − 2)× 180° = 720°。これを6で割ると1つの内角は120°です。
青い角が何度、黄色い角が何度かは求められないの?
この問題の条件だけでは、それぞれの個別の値は求まりません。でも「合計が120°」という事実は成り立ちます。「わからないことを追いかけず、わかることを使う」という発想の転換が大切です。
中学受験でよく出るテクニック?
はい。「個々の値は不明でも合計がわかる」という状況は中学受験算数で頻出です。外角定理や、円の性質(円周角など)でも同じ考え方が出てきます。ぜひ身につけておきましょう。

まとめ

今回の問題のポイントをおさらいします。

  • 正六角形の内角は 120°
  • 青い角2つ+黄色い角の合計が120°になる(個別の値は不要)
  • 三角形の内角の和180°から引いて ア=60°

「計算するより構造を見る」「わからないものを求めようとせず、わかることを積み上げる」――この2つが、算数・数学の図形問題を解くうえでの根本的な力です。

「別の解き方を見つけた!」「ここがわかりやすかった!」という感想は、ぜひYouTubeのコメント欄で教えてください。みなさんのコメントが次の動画づくりの力になります🙏