今回は、公式に頼らず「速さの本当の意味」を理解して、単位換算をマスターする方法を解説します!
この記事はYouTube動画の解説記事です。動画で見たい方はこちら!
▶️ YouTubeで動画を見る1. そもそも「速さ」って何?
車や飛行機、走る速さなど、色々な「速さ」がありますが、算数における速さの定義はズバリこれです。
単位時間とは、「1秒」「1分」「1時間」のように「1」のつく時間の単位のことです。つまり、以下の3つを理解するだけでOKです!
- ①秒速:1秒間あたりに進む距離
- ②分速:1分間あたりに進む距離
- ③時速:1時間あたりに進む距離
例えば、「1秒間で2m進む」なら、秒速2m(2m/秒)となります。
2. 身近な例で「速さの感覚」を掴もう!
計算に入る前に、世の中の「速さ」の感覚を知っておくことがとても大切です。
秒速5mで走る小学生が、そのままの速さで1時間走り続けるとどうなるでしょう?
1分で300m進み、それを60分続けるので…なんと時速18kmになります!
オリンピックのマラソン選手は「時速約20km」で2時間以上走り続けるので、皆さんが全力ダッシュするよりも速いスピードをキープしているんです。
ちなみに、宇宙で一番速いのは「光の速さ」。1秒間に約30万km(地球を7周半!)も進みます!
3. もう迷わない!単位換算のコツ(×か÷か?)
速さの計算で一番悩むのが、「60を掛けるんだっけ?割るんだっけ?」という問題です。公式を覚えるのではなく、「時間が長くなるか、短くなるか」をイメージしてください。
① 小さい単位 → 大きい単位(秒速→分速→時速)
1秒で進む距離より、1分(60秒)あればもっと遠くまで行けますよね。だから掛け算(×60)です。
② 大きい単位 → 小さい単位(時速→分速→秒速)
1時間で進む距離よりも、1分間で進める距離はずっと短くなります。だから割り算(÷60)です。
| 変換の方向 | 計算 | 理由 |
|---|---|---|
| 秒速 → 分速 | × 60 | 1分は60秒分、たくさん進む |
| 分速 → 時速 | × 60 | 1時間は60分分、さらに進む |
| 時速 → 分速 | ÷ 60 | 1分で進む距離はずっと短い |
| 分速 → 秒速 | ÷ 60 | 1秒で進む距離はもっと短い |
「1時間は何秒?」と聞かれたら、パッと答えられますか?
1分は60秒、それが60分集まるので 60 × 60 = 3600秒 です!
これを知っていると、時速から秒速を一発で出したい時に ÷ 3600 をするだけで計算できます。2段階の計算が1ステップに!
時速は「km」、分速・秒速は「m」で表すことが多いです。計算するときは 「1km = 1000m」 の単位変換も忘れないようにしましょう!
(例)時速72km → 分速に直すとき、まず 72 × 1000 ÷ 60 = 分速1200m
4. 実践問題にチャレンジ!
意味がわかったら、簡単な問題で確認してみましょう。
📝 まとめ
- 速さとは「単位時間あたりに進む距離」のこと
- 小さい単位→大きい単位のときは × 60、大きい単位→小さい単位のときは ÷ 60
- 時速→秒速を一発で出したいときは ÷ 3600
- 「はじき」に頼らず言葉の意味から考えると、掛け算か割り算かが自然に見えてくる


